貴州省安順市 
Guizhou sheng Anshun shi 
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都市名
  安順市。昆明から列車で。初めて貴州省へ踏み込む。安順へは朝早く到着し、そのまま宿を探すが、早朝のため扉を閉めているところが多く、なかなか見つからない。仕方ないので開いていた星級ホテルにする。先に西洋人がチェックインをしていたが、従業員が宿泊カードを書いたり、なんだかんだと世話を焼いている。さて私の番になるが、お得意の中国人の振りをしてまず値切る。値切りは成功、パスポートを出すが、やっぱり宿泊カードは自分で書かされた。やっぱり西洋人と応対の差があるぞ。(2002年8月)
安順府文廟 Aug. 2002
Anshunfu Wenmiao
thumbnail 明洪武元年(西暦1368年)に孔子を祀るために建築、清代に幾度か増築される。総面積6000平方メートル、貴州省に現存する文廟では最大規模のもの。
安順府文廟 Aug. 2002
Anshunfu Wenmiao
thumbnail 見所は大成殿と大成門の4本の龍柱。大成殿の2本は透かし彫りで、龍が雲をおこし天に昇る姿を、鱗や爪、鬚も細部まで精密に彫られている。大成門の2本は多少削りが荒いが、こちらもよい出来となっている。

都市名
  鎮寧布依族苗族自治縣。中心地は城関鎮。雲南から貴州へ来るとやっぱり暑いな~と感じる。暑いときはやっぱり水気のあるところへ行かなければ。黄果樹の滝はすごい。歩道を歩いて滝に向かうのだが、近づくにつれ水しぶきが風に乗って漂ってくる。水は冷たく、マイナスイオンが漂っているのか気持ちいい。でもカメラまで濡れちゃって困ったな。(2002年8月)
黄果樹瀑布 Aug. 2002
Huangguoshu Pubu
thumbnail 白水河上の滝。水量が多いときは幅81mにもなり、高さ約70mのところから轟音をたてて水が落ちる。中国最大の滝である。飛び散った水しぶきが漂い、虹もかかる。
石頭寨 Aug. 2002
Shitouzhai
thumbnail 600余年の歴史をもつ布依族の村。全村220戸の姓がすべて伍で、年代によって叔伯、兄弟、姐妹と互いに呼び合う。村の青年は必ずこの村以外の姓が違う人と結婚しなければならない。
石頭寨 Aug. 2002
Shitouzhai
thumbnail 軒下に乾された民族衣装。年配の女性達はほとんどが民族衣装を纏っているが、男性や若者達はやはり「漢化」から逃れられず、民族衣装を身につけていない人が多い。布依族は水稲栽培を延々と行ってきた農耕民族。そのため村の周りには広大な水田が広がっている。
水簾洞 Aug. 2002
Shuiliandong
thumbnail 黄果樹瀑布の裏側、長さ134mの洞窟には6つの洞窓、5つの洞庁、3つの洞泉と1つの洞内瀑布がある。洞窓からは黄果樹の流れ落ちる水が見え、その凄さを味わうことができる。
石頭寨 Aug. 2002
Shitouzhai
thumbnail 村内の建物はすべて石造り。道も壁もが全てが石。家の屋根も薄い板状の石を並べ、家の中の机、椅子、盆や竈までが石造りである。青白色の石が独特の雰囲気を醸し出している。
布依族 Aug. 2002
Buyizu
thumbnail 布依族のおばあさん。石頭寨の女性の約80%は伝統的な手法で蝋纈染めを行っている。数百年の歴史がある布依族の蝋纈染め、女の子は10歳にもなるとその方法を覚え始める。彼女たちは蜂蝋を溶かして蝋を作り、銅製の蝋刀を用いて白い布上に蝋で絵柄を描いていく。

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