甘粛省甘南藏族自治州 
Gansu sheng Gannan Zangzu Zizhizhou 
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都市名
  合作市。中心地は伊合昴街道。夏河縣から分離されて、甘南州の中心地となった合作。さて、今まで甘粛省をバスで移動してきて一度も遭遇しなかった「外国人バス保険」、ここ合作では見事に生き残っていたのだ。郎木寺行きのチケットを買いに行くと、財布に入れてあった免許証を目敏く見たらしく「おまえはどこから来た、保険を買え」と言ってくる。「そんなもんいらんわい」と言うとチケットを売ってくれない。仕方ないので、別のターミナルで郎木寺の近くを通るバスのチケットを買うことにした。やはり「あんたはどこの人?」と聞かれる。「香港から来たんだ」と誤魔化すと売ってくれた。私の話し方は香港訛りじゃないんだけどね。聞くところによると外国人バス保険は40元、おい、チケット値段の2倍もするやんか!誰が買うか!(2003年9月)
米拉日巴佛閣 Sep. 2003
Milariba Foge
thumbnail 清乾隆四十二年(西暦1777年)の創建。文革時に破壊され、現在の楼閣は1988年から4年をかけて再建されたもの。アムド地区、チベット佛教カギュ派の重要な寺院である。
佛閣内 Sep. 2003
Fogeli
thumbnail 9層の佛閣には吟遊詩人として有名なミラレパが奉られ、金剛を主とした佛像、菩薩、護法神などの佛像1720尊も奉られている。また壁画はチベット佛教を題材に大きく描かれている。

都市名
  碌曲縣。中心地は瑪艾鎮。合作から郎木寺までの道が大工事中。ドロドロボコボコ、大渋滞。13時間もかかって、郎木寺の入り口に着いたのが夜中の1時、そこからまたドロドロの道を3kmほど歩いて街に到着、もう足下はドロドロだ。しかし夜中の2時、ホテルはどこもシャッターを下ろして入れない。叩いてみても反応がない。あぁ、野宿だ。このあたりは夜は冷え込む。寒い。持っている服などを全て着込んで夜を明かした。郎木寺は四川省の若爾蓋に跨っているので、そちらも参照してほしい。(2003年9月)
達倉郎木賽赤寺 Aug. 2003
Dacanglangmu Saichisi
thumbnail 創建は清乾隆十三年(西暦1748年、藏暦第十三繞迥土龍年)。甘南で比較的早期に創建されたゲルグ派の寺院の一つ。1958年には活佛23尊、僧侶594人がいた規模の大きい寺院。
達倉郎木賽赤寺 Aug. 2003
Dacanglangmu Saichisi
thumbnail 「達倉郎木」は「虎穴の中の仙女」という意味。寺院後方の林の中には虎穴があり、また山洞の中には女性の形をした岩石があったことから、この名がついたとされる。

都市名
  夏河縣。中心地は拉卜楞鎮。ラプロン寺、大きい寺だな。でも観光地化して長いのか、坊さんたちはあまり友好的じゃない。と言うことで1泊だけしてとっとと次の街へ行くことにした。泊まった宿のチベット人の女将さんは親切だった。数人の西洋人も泊まっていて、一人、240cmはあるんじゃないかと思わせる巨人が居た。あれだけでかいとベッドから足が出て寒いんじゃないか? 同じ部屋に居た西洋人はバイクで旅行中、荷物はドロドロだ。さらに何人か綺麗な西洋人の女性が。でも英語ができないので、話しかけることもできない。ず~っと日本人にも会っていない。だから話すのは中国語だけ。巨人のにいちゃんは中国語がちょっとできるので話をした。まぁ、話し相手がいるだけでもいいか。(2003年9月)
拉卜楞寺 Sep. 2003
Labulengsi
thumbnail チベット佛教ゲルグ派の六大寺院の一つ。清康熙四十八年(西暦1709年)の創建。6つの学院、18の活佛公署、18の佛寺、金塔、辯経壇、藏経楼、印経院などがあり、規模は広大。
拉卜楞寺 Sep. 2003
Labulengsi
thumbnail 寺院内には貴重な文物が数万件、藏文教典や書籍が6万冊以上も納められており、チベット全域のチベット佛教寺院に多大な影響を与えている。

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