寧夏回族自治区中衛市 
Ningxia Huizu Zizhizhou Zhongwei shi 
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都市名
  中衛市。今回の旅行では寧夏へ来る予定はなかったのだが、そこはお気楽旅のいいところで、進むコースを変えてしまった。敦煌で出会った海外青年協力隊のMさんと話をしたときに、羊皮の筏の話題になったのだ。そこでここへ来た目的は、沙坡頭で羊皮の浮き袋を使った筏を見るためだ。しかし、ちょうど沙坡頭では国際漂流節だったかが開催されていて、筏は全て漂流レースのために上流の村まで運んでしまっていたらしく、見られなかったのだ。む~、なんとタイミングの悪い。泊まったホテルでニュースを見て「あ~ぁ」と肩を落としていたのであった。(2003年8月)
新鼓楼 Aug. 2003
Xingulou
thumbnail 街の中心に位置。明崇禎四年(西暦1631年)の創建。現在の楼は清道光十二年(1832年)の再建。楼は3層、高さ22メートル。奎宿、文昌、観音、火神、雷神、財神などが祀られる。
沙坡頭 Aug. 2003
Shapotou
thumbnail 沙坡頭はテングリ砂漠の東南端に位置する。砂漠と黄河が交わる場所でもある。現在は観光地として開発され、砂漠でラクダに乗って遊んだり、黄河を羊皮筏で下ったりもできる。
高廟 Aug. 2003
Gaomiao
thumbnail 三教一体となった廟。寧夏古建築の傑作とされる。明永楽年間の創建で、当時は「新廟」と呼ばれた。清代に増築が繰り返され「玉皇閣」となる。民国初年に増築後、「高廟」となる。
沙坡頭 Aug. 2003
Shapotou
thumbnail 包蘭鉄路を敷設時、沙坡頭の風砂が最も強烈で、列車の通行に障害を来すことが考えられた。そのため、1950年代から鉄路脇の緑化工事が行われ、風砂から鉄路を守ることに成功した。

都市名
  中寧縣。中心地は寧安鎮。さて、中衛から青銅峡へ向かう途中に一つ石窟があるので寄ってみようと思い、石空鎮で途中下車する。でも石空鎮からどう行けば分からないので、近くのバイタクのおっちゃんに聞く。「石空寺石窟へはどう行くんだ?」、おっちゃんは「知ってる、俺のバイクで行こう」と。料金も2元と言うので、乗って行った。さて到着、だが何か変だ。何かの会社の門前だ。なんと石油公司の前だったのだ。そりゃ石空寺と石油公司の発音が似てないわけでもないけどさ...。バックパックを担いで石油会社に行くわけないじゃん。実は地元の人たちは大佛寺と呼んでるらしく、石空寺と言っても分からないようだ。(2003年8月)
石空寺石窟 Aug. 2003
Shikongsi Shiku
thumbnail 中寧縣城の西北、余丁郷に位置する。もとは大佛洞、臥佛洞、観音洞、龍王洞、霊光洞などの石窟があり、石窟の前には寺院が建てられており、寺院内部にも塑像などが置かれていた。
石空寺石窟 Aug. 2003
Shikongsi Shiku
thumbnail テングリ砂漠の南端に位置するため風砂の影響が大きいうえ、清晩期の動乱も影響も加わり、寺院は荒廃、石窟は砂に埋没。1940年代、僅かに残ったのは「九間無梁洞」の一つだけ。
石空寺石窟 Aug. 2003
Shikongsi Shiku
thumbnail 「九間無梁洞」は奥行き7.3メートル、幅12.5メートル、高さ20メートルの空間があり、奥の壁に3尊の仏像が並べられている。造像はすでに損壊が酷いが、明代の彩像の美しさが見て取れる。
石空寺石窟 Aug. 2003
Shikongsi Shiku
thumbnail 石窟がいつごろから開鑿されたのかは、まだ不明。明代には「元故寺」と呼ばれており、元代にはすでにあったとおもわれる。現在は砂を取り除き、大部分がもとの姿に戻っている。

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